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19話 綾乃の京子への思いを考える


19★大出血!! 花火大会(小規模)

綾乃と千歳が京子と結衣を呼んで、4人で花火で遊ぶ回です。

この京綾と綾ちとはゆるゆりの完成された形ですねー。


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――――――――――――――――――――――――――――

いわゆる、千歳→綾乃→京子にして、綾乃は千歳に心底感謝しているという、
綾乃周りのカプの基本です。

綾乃が京子に顔真っ赤でツンツンしてたり、
千歳が鼻血出しながら京綾をサポートするのは百合なんですが、
毎度のことすぎて考察余地がないのでここではスルー。
……それを除くとこの話で取り上げるコマ凄く少ない!





19話より引用


考察するまでもなく、綾乃に京子への好意があるのは間違いないと思うんですが、
厳密には現在まで、「歳納京子が好き」という明確な意思表明はありません。
「仲良くなりたい」止まりです。
(キャラソンを除く)


これの意図するところは要するに、
綾乃が実は京子への思いに気づいていない可能性があるということです。
普通にゆるゆり読んでる限り、当然綾乃は京子のことが好きで確定だと思っちゃいますよね。


恥ずかしがって思いを否定してしまうということは、
自分の思いに真正面から立ち向かうことで、一つ先に進めるということに他なりません。
「なぜか凄くドキドキする」から「しっかり好意を意識する」へシフトすることで、
照れすぎて関係が一向に進まない状態から脱却するのはラブコメではよくあることです。


そして、綾乃の気付けない不器用さがあるとしたら、
千歳の京綾妄想ほど、京子への思いを自覚させるものもないでしょう。





intermission.12より引用


ちなみに綾乃の恋愛的な意識は段々と核心に迫ってきています。
デートと意識できちゃえるならあと一歩ですね。
まあ、「歳納京子が好き」なんて直接的な思いを描くことはゆるゆりでは絶対のタブーなので
これからもギリギリの描写が続くでしょう。





19話より引用


笑顔を見れる「だけで」 うちは幸せやわ
当然明確な描写はないんですが、千歳に綾乃の好意があるのも考察するまでもないこと。
この一言に綾乃の幸せを考えるがための遠慮がありますねー。
なかなか切なくって、全然ゆるくないですね。

綾ちとは遠慮で一歩引いてしまう形がこれからも基本になってきます。

――――――――――――――――――――――――――――

細かい描写からマイナーカプも見ておきましょう。

  • 結京の浴衣を褒める千歳
  • 綾乃のみならず千歳の浴衣を褒める京子
  • 鼻血千歳を毎度心配する結衣
今回はメイン2つのカプ以外はあんまり捗る描写はないですね……!
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