13★星に切実な願いを
短冊に思い思いのことを書き込んで見る回です。結ちなキス回。
ゆるゆりにおいては珍しい行事物です。
この作品は同じイベントを二回使わないので、
これから何巻出ても七夕回はないでしょう。
バレンタイン回がまだないのが楽しみなところですね。
[4回]
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最初の方はあまり百合的に美味しい部分はないです。
メイン4人以外の短冊の内容ですが、
- ゆきこ「今年こそ彼氏ゲット☆」
- ち○○「告白が上手くいきますように」
- さおり「先輩のアドレスほしい」
- けんた「りかちゃんとうわああああ███████ますように」
- 杉浦綾乃「もう少し仲良くなれますように」
- 池田千歳「豊作祈願」
「彼氏」というワードがこぼれてきたぞ!?
★この世界における「男」という存在について考察しましょうか。
bonus track.3、special.4より引用
そもそも男それ自体はタブーではありません。
何人か男キャラは出てきています。
(ただ後期になるにつれて数は減ってる印象を受けますが)
加えて男女カップルも出ていて、それさえもタブーではないのです。
男が少ない世界観に見えるのはただ単に
環境が女子校だからに過ぎません。
special.4より引用
さーて、では百合への恋愛観はどうなの?って話ですが、
普段ゆるい百合を展開しているせいで気づきにくいですが、
ゆるゆりにおいても百合はアブノーマルです!
ゆるゆりはリアルな世界観の延長にあるに過ぎません!
ただし、京子が女遊び(!?)という発言をするように、
日常においてはあまり男を意識させない意図があるのも確かですけどね。
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さて、キス案件ですが、
前の記事でキスへの価値観は考察してしまいました、
簡単にまとめると、京子は思いのこもったキスを、結衣は唇キスを大事にしています。
13話より引用
京子がキス提案をすぐに実行しようとするのは
京子がキスをシリアスすぎず捉えている証左です。
ただし、ちなつに期待する反応の「特別」で分かるように
やはり
相思相愛のキスを求めているようです。
このあと、結ちなに嫉妬している点で、
京子の思いが結構本気なように思われます。
それこそ、今話のサブタイ
「そんなに好きだったんですね」です。
13話より引用
一方、
結衣も一回は断りかけますが、ちなつの顔を見て結局キスをします。
結衣の「う、う~ん」は唇キスが恥ずかしいがゆえの反応です。
ただし、おでこキスでも結衣は赤面しています。
結衣の真の思いは分かりにくいですが、
- 唇キスするほどの好感度はまだない(デコキスレベルの好感度はある)
- (本当は好きだけど)結衣は照れ屋なのでデコにしかできなかった
- デコキスする気さえ無かったけど、ちなつの顔を見てドキッとしてしまった
まあ、ここの好感度はどうとでも取れますが、低くはないですね。
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さて、あかりとちなつのキス観も気になってきました!
これはゆるゆり史上一二を争う大事件回で考察しましょうか。
それにしても、この回のあかりは百合的に薄すぎる…
と見せかけて、結衣に「ぴと」ってくっついてるので大健闘です。
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